こんにちは。平穏堂です。
道具感情仮説第2章がまだ書けていないため心がラクになるかもしれない色眼鏡をご紹介します。
今回は「ヒトは不利益を生まない失敗は恐れない」です。
この色眼鏡によって導き出される価値観は
「一度の失敗が十分に無視できる大きさの不利益しか生まないのであれば、
何度でも失敗して大丈夫。
別な言い方をすれば、なんど失敗しても大丈夫なように状況を整えられると
ラクに生きられる。」です。
例をあげると、大昔の竹簡であれば一度書き込みに失敗したら、
いちいち削り直して書き直すという大きな不利益が生じます。
ですが現在のワープロソフトはどうでしょう。
一瞬で操作のやり直しや書き直しがいくらでもできます。
つまり「失敗が大きな不利益を生まない」ためいくらでも失敗できるといえます。
これからわかることはヒトは失敗そのものは恐れず、失敗から生じる不利益を恐れるという事実です。
ゆえに、失敗によって生じる不利益を十分に無視できる大きさにとどめることが可能であれば、
いくら失敗しても大丈夫という結論が導けます。
他の例でいえば練習や模試では失敗しまくって問題点を洗い出す。
そして問題点の解決策を本番に反映させる。ということができれば
ラクに生きられるといえましょう。
もう一度まとめると、
「失敗しても不利益が十分に無視できる大きさであれば恐れることは何もない。
また一度の失敗で生じる不利益が十分に無視できる大きさになるよう
状況を整えれば、いくらでも失敗して良い。」
というのが今回ご紹介の色眼鏡でした。
それでも失敗するのが怖い!というかたは当院にご相談ください。
おそらくこころだけでなくからだも疲れ果てているのではないかと思います。