『よくあること』という属性はその事象の正当性を担保しないと気づくと疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

『よくあること』という属性はその事象の正当性を担保しないと気づくと疲れにくくなる」です。

 

 人は自らの主張に対し正当性を付与するため「この現象は良く見られる」「よくあることだ」「大多数の人がそれを行っている」「みんなやってる」といった「多数派の事象」という属性を用いる場合があります。

 ですが、「多数派であるか否か」が正当性の基準である、と定義されている場合を除き、「多数派の事象」であることは、主張の正当性を担保しません。

 例えば、ある子供が「みんな持っているから僕にも○○を買って」と主張したとします。

 その場合、「みんな持っている」事実は真です。しかし、その子供が○○を持つ必要性の根拠にはなりません。

 

 根拠となり得ない事実を用いて自社、あるいは他者を説得しようとしても納得させられません。

 すると説得方法を考え直し、再度説得しなくてはならなくなるため、その分疲れやすくなります。

 

 つまり主張の正当性、必要性を付与する際、(あるとしても)「多数派の事象」は使わず、

相手となる他者へ供与できる利益を使うと、相手を納得させやすくなるため、疲れにくくなります。

 

従って「『よくあること』という属性はその事象の正当性を担保しないと気づくと疲れにくくなる」となります。

 

次回(01/03)は、「肯定形で指示すると疲れにくくなる」です。

 

以上

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コメント: 1
  • #1

    仲間由紀恵 (日曜日, 03 1月 2016 02:41)

    寂しかっただけです 泣いた理由はそれだけ でもよくあることです 人に気にされたくない