直観は合っていることもあれば誤っていることもあると気づくと疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

直観は合っていることもあれば誤っていることもあると気づくと疲れにくくなる」です。

 

 人は直観を得る場合があります。

 直観の正体は、いままで自分が『過去』に得た知識や経験を、現在自分が置かれている状況に当てはめた『類推』です。

 

 『類推」である以上、状況に応じた知識や経験が足りていなかったり、状況そのものがよくわかっていない状態で得られる『直観』は外れる可能性が高くなります。

 また、仮に知識や経験が十分で、状況把握も十二分に行えた状態であっても、『直観』は事実そのものではなく脳内でのシミュレーション結果ですから、現実と100%の一致はしません。

 端的に言えば、直観は合っていることも誤っていることもどちらもあります。

 

 ですので、一度直観を得ても、時間の許す限り『現時点での』知識と経験、現状を収集し、直観の裏をとると、根拠薄弱な『直観』から『精度の高い予測』に変化させられます。精度の高い予測であれば間違えたとしても一部で済む可能性が高くなるため、疲れにくくなります。

 

 言い換えると、直観をそのまま用いるのでなく、予測の方向性を定めるためのいち材料として用いると無駄なく予測の材料を収集できる可能性が高くなるため、疲れにくくなるともいえます。 

 

従って「直観は合っていることもあれば誤っていることもあると気づくと疲れにくくなる」となります。

 

次回(12/22)は、「陰主陽従~人間を太極と捉え、心と体の関係性の強度を任意に調整すると疲れにくくなる」です。

 

以上