こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「努力は目的を達成する一手段だと気づくと疲れにくくなる」です。
前提:
当記事では、「努力」を”自分の持てる力を限界まで引き出し、行使し続ける行為”と定義します。
人は目的を果たすために努力する場合があります。
ですが、棚ぼたで目的を果たす人もいますし、自分でない誰かの助力で目的を果たす人もいます。
つまり努力とは目的を果たす手段の一つにすぎず、必要条件ではないといえます。
そこに気づくと
・「他人が努力もしないで成功する」のを妬む
・「こんなに努力しているのになぜ私は目的を達成できない(=報われない)のだ」と嘆く
ことがなくなります。
なぜなら前者は努力しないで目的を達成する経路を知っているだけですし、後者はたまたま目的を達成できない経路を選んで努力しているからだ、と分かるからです。
(後者は目的を達成しづらい経路を選んでいる可能性もあります。その場合、目的を果たすまでに必要な努力の量が増えますが、目的自体は果たせます。)
妬んだり、嘆いたりしなくなれば、思考停止から逃れ、目的を達成するための最適経路を、改めて検索できるようになります。そうすると目的を達成する可能性が高くなります。目的を達成すれば気力体力が回復できるため、疲れにくくなります。
従って「努力は目的を達成する一手段だと気づくと疲れにくくなる」となります。
次回(12/19)は、「自然は公平を担保しない。だから社会が公平を担保しようと努めると気づくと疲れにくくなる」です。
以上
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