感情は『人』がその時々の目的に合わせて作り出していると知ると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

「感情は『人』がその時々の目的に合わせて作り出していると知ると疲れにくくなる」です。

 人は自らの感情に振り回される場合があります。

 怒りであれば「ついカッとなって」、衝動買いなら「つい欲しくなって」などです。

 そしてだいたいは「だからどうしようもなかった」(=だから私は悪くない)と続きます。

 実際はいずれの場合も「何々したい」という欲求、つまり目的があって、それを後押しするために適当な感情を生み出しています。そして感情を生み出しているのはその人の価値観ですから、責任を「感情」に押し付けるのは無理筋です。

 

 まとめると「感情は、『人(の価値観)』が、その時々の目的に合わせて作り出している『行動を後押しするための力』である」と言えます。

 

 これが分かると、「感情に振り回される」という表現を「感情を使って自らを騙し、目的に適う行動をとっている」と言い換えられます。騙すという行動は、その目論見がバレたときに破たんするのが確定しているため、騙せば騙すほど、疲れやすくなる行動です。

 そこで「感情に振り回される」認知を止め、「自ら生み出している感情を生贄に、自分の目的を正当化しているに過ぎない」と認知し、かつ、その目的が本当に自分が魂から望んでいる目的なのか、を明確に意識し、見直せると、自らを騙さなくて済みます。自らを騙さなければ、疲れにくくなります。

 

従って「感情は『人』がその時々の目的に合わせて作り出していると知ると疲れにくくなる」となります。

 

次回(12/02)は、「他者に責任を求める場合、第三者の視点で検証してからにすると疲れにくくなる」です。

 

以上