こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「『本物』と『偽物』は基準次第だと気付くと疲れにくくなる」です。
世の中は物であふれています。
そしてそれらは任意の基準により『本物』と『偽物』に分けられる場合があります。
『ブランド品』という基準であれば『ブランドメーカーが正規に作成したもの』が『本物』でそれ以外は『偽物』です。
『ある芸術家の真物』という基準であれば『その芸術家が作成した作品』が『本物』でそれ以外は『偽物』です。
かように、『誰もが納得する』基準で『本物』と『偽物』が区別される場合は苦労しませんが、
『納得する人が分かれる』基準で『本物』と『偽物』が区別される場合があります。
私見ですが、その『納得する人が分かれる』基準は食品に多くみられると感じます。
例えば『本物の砂糖』『本物の塩』『本物のパン』・・・etc。
恐らくは、それらを生産・販売している人たちは『自分の基準』で『本物』『偽物』を判定し、その結果を消費者にアピールしているのだと思います。
ただ、『自分の基準』があれば『他人の基準』もあるため、結果として収拾がつかなくなります。
つまり『偽物』も、基準次第で『本物』になるし、『本物』も基準次第で『偽物』扱いされる場合もありえます。それがわかると、他人の基準での『本物』だろうが『偽物』だろうが、自分の目的や基準に合ってさえあれば自分にとっては『本物』である、と判定できるようになります。そうすると、他人の基準に振り回される可能性が少なくなるため、その分疲れにくくなります。
従って「『本物』と『偽物』は基準次第だと気付くと疲れにくくなる」となります。
次回(11/26)は、「『絶対不変の倫理』は存在しないと気付くと疲れにくくなる」です。
以上
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