陰主陽従6~心と技の関係性を見直すと疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

陰主陽従6~心と技の関係性を見直すと疲れにくくなる」です。

 陰主陽従の解説はこちらをご覧ください

 

 技を用いた行為を太極とします。行為は必ず目的、つまり心を以て行われますから、目に見える『技』を陽とすると、技を用いる、目に見えない『心』は、陰に相当します。

 心が指示しなければ技は振るわれず、技が無ければ心はその意図を外部に示せませんから陰主陽従が成り立っています。

 

 技をどんなに鍛え上げても、それを運用する心が未熟であれば、技に振り回されて目的を為せず、疲れやすくなります。また、心がどんなに成熟していても、運用可能な技が粗末であれば、高い位置にある目的を為すには力が不足し、やはり目的を為せないため、疲れやすくなります。つまり、心と技が同一の地平にあると、目的を為すのに適切で、疲れにくくなるといえます。

 

従って「陰主陽従6~心と技の関係性を見直すと疲れにくくなる」となります。

 

次回(11/14)は、「『健康になる』のは『安心して生きる』ための手段の一つでしかないと気づくと疲れにくくなる」です。

 

以上