陰主陽従2~根幹と枝葉の関係性を見直すと疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

陰主陽従2~根幹と枝葉の関係性を見直すと疲れにくくなる」です。

 陰主陽従の解説はこちらをご覧ください

 

 樹木を太極と考えると、根は地面に隠れ、幹は枝葉に囲まれて見えにくいため、根幹は陰です。

 そして、枝葉は表に出て見えるため陽です。

 

 根幹が無ければ枝葉は存在しえず、また、陽である枝葉が光合成を行わなければ陰である根幹は滅びますから陰主陽従が成り立っています。

 これを技術体系に応用して考えると、根幹技術があってこそ、その技術体系は発展でき、枝葉の技術がなければ技術体系の存在価値を世に示せないと分かります。

 また、人間関係に応用すれば、まず人同士の信頼という根幹があってこそ、そのあとに建設的な交流が可能になります。そして枝葉である交流が無ければ信頼が目に見えることもありません。

 

 根幹と枝葉の関係性を認識し、応用できると、根幹をおろそかにして枝葉にこだわり、行き詰ることがなくなります。また、根幹だけにこだわって枝葉をおろそかにして身を亡ぼすこともなくなるため、疲れにくくなります。

 

従って「陰主陽従2~根幹と枝葉の関係性を見直すと疲れにくくなる」となります。

 

次回(11/06)は、「陰主陽従3~上半身と下半身の連動を意識すると疲れにくくなる」です。

 

以上