他人は目的が無ければ干渉しないと気づくと疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

他人は目的が無ければ干渉しないと気づくと疲れにくくなる」です。

 人は、自分自身にとって「ためになる=善」である行動をとります。

 

 それは他人への干渉でも同じです。必ず何らか「自分にとっての善」を目的があって干渉します。

 例えば、慈善家であれば「自分の倫理観に基づき、他人に良いことをしたい」という欲求を満たす目的があります。また、アドバイスしたがる人は「『相手を助けられる自分』には価値がある」と認識したい欲求を満たす目的でアドバイスしたがります。通常の仕事であれば、対価を得る目的で他人に干渉します。

 

 干渉される側の利益「も」考えて干渉するのであれば建設的な結果となるでしょう。

 また、干渉される側の利益を考えていないことを明確にしたうえで干渉するのであれば、干渉される側は拒否権を行使できるでしょうから、最悪の結末は回避できるでしょう。

 

 干渉される側にとって最悪なのは「自分の利益を顧みず、相手の利益だけを考えているように見せかけていながら、実際は自分の目的を為すためだけに干渉」してくる場合です。いわゆるモラハラ・パワハラ、詐欺師などがその適当な例です。

 

 人は自分自身にとって「ためになる=善」である行動しかとらないのですから、「自分の利益を顧みず~」などがあり得ないのは自明です。そこに気づき懐疑できれば、上記手法で干渉者の裏の目的に思い至れる可能性が高くなります。そうすれば不利益を回避できる可能性も高くなるため、疲れにくくなります。


従って「他人は目的が無ければ干渉しないと気づくと疲れにくくなる」となります。

 

次回(10/23)は、「努力次第で変わる結末と変わらない結末があると気づくと疲れにくくなる」です。

 

以上