『他人の好意』に心から縋ると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

「『他人の好意』に心から縋ると疲れにくくなる」です。

 人は自分の価値を認めたとき幸せを感じます。

 それは自分で認めても他人から認められても同一の効果を生じます。

 そして自分の価値を認めるために、自分の得意分野で他人に施しを行おうとする場合が有ります。

 施される側から、この『他人の行為』をみたとき、以下に示す2つの条件を満たすと、

施す側、施される側の両者に利益が生じるため、疲れにくくなります。

 

  (1) 施す側と施される側に信頼関係が存在している

 

        信頼関係が無い人から施しを受けても「何か裏があるのでは」と疑心暗鬼になるため、

        この条件が必要となります。

 

   (2) 施される側がその施しをちょうど必要としていて、その施しに心から縋る

 

        人は、必要のない施しを受けても感謝しませんし、むしろ迷惑がります。

        そのため、この条件が必要となります。

        (不要物を押し付けてくる人を想像していただければ宜しいかと存じます。)

        施しに心から縋らず、「もらえるものならもらっとこう」という考え方は、

       施す側の反感を買います。

 

 上記2条件を満たしていれば、施す側には『自分の価値が認められた』という精神的充足感という利益が生じ、施された側には何らかの『不足』を『充足』してもらったという利益が生じます。

 

従って「『他人の好意』に心から縋ると疲れにくくなる」となります。

 

次回(10/14)は、「頼られたとき誠実に応えると疲れにくくなる」です。

 

以上