自分の『表の目標』と『裏の目標』との板挟みを解消できると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

自分の『表の目標』と『裏の目標』との板挟みを解消できると疲れにくくなる」です。

 人は常に叶えたい目標(-ここでは『表の目標』としますー)を持っています。

 例えば「互いに信頼しあい、ゆるぎない支援を提供しあいたい」など。

 また、人は、意識しない(意識の外にある)裏の目標も持っています。

 前述の例に対応させると「好き勝手に振る舞いたい。他人に依存したくない。他人を支援などしたくない」などが挙げられます。

 

 その表と裏の目標が矛盾し、板挟みとなるとき、裏の目標のほうが達成されやすく、表の目標は達成されにくいと私は考えます。

 対外的には「表の目標」が達成されなければ「成果無し」と判定されます。

 つまり表と裏の目標の板挟みが解消されない限り、目標を達成する労力はむやみに大きくなるため、疲れやすくなります。

 

 表裏の目標が矛盾している場合、その矛盾を生み出している固定観念の存在を探り出し、探り出した固定観念の真偽を実験などで検証すれば、表と裏の目標の板挟みを解消できる可能性が高くなります。

 

 前述の例に対応させると、固定観念は「この世界に自分以外に頼れる人間はいない。他人はどんなに支援しても裏切るものである」といったところで、その固定観念を真偽検証した結果は「偽。自分以外に頼れる人間はいるし、協力するほうが有益と理解すれば、人は裏切らない」となりますでしょうか。

 

 そうして表と裏の目標の矛盾を解消すると、目標どおりの成果を、適切な労力の使用によって成し遂げられる可能性が高くなるため、疲れにくくなります。

 

従って「自分の『表の目標』と『裏の目標』との板挟みを解消できると疲れにくくなる」となります。

 

次回(10/4)は、「技術的課題と意識改変が必要な課題を切り分けられると疲れにくくなる」です。

 

以上