こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「名前とは当人にとって最も快く最も大切な響きを持つものだと知ると疲れにくくなる」です。
名前とは、存在を識別する属性です。
一人の人間が持つ名前には、生物種としての名前、民族としての名前、一族の名前、そして個人を識別する名前などがあります。
このうち、個人を識別する名前である「姓名」はその人個人の存在を、自分自身および、他人が認知するために、必要な名前です。そして人は、自身の存在を認められたとき、幸せを感じます。
名前は幸せをもたらすものですから、誰にとっても、最も快く、最も大切な響きを持つものだといえます。
名前が幸せをもたらすものだと知ったうえで、相手の名前を発する際に好意を以て発すれば、相手との信頼関係を築く第一歩となる事実に気づけます。
そして気づいた事実を実践すれば、信頼関係を築くのが楽になる分、疲れにくくなります。
逆に、名前が幸せをもたらすと知らず「おう、そこの人」「お前だよお前」などと代名詞で呼ぶと、その人の存在を認めないと伝えているにほかならないため、信頼関係が築きにくくなり、疲れやすくなります。
従って「名前とは当人にとって最も快く最も大切な響きを持つものだと知ると疲れにくくなる」となります。
次回(9/26)は、「複数の視点とそれに由来する矛盾を受容すると疲れにくくなる」です。
以上
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