安全と安心は別物だと気づくと疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

安全と安心は別物だと気づくと疲れにくくなる」です。

 人は安心・安全を求めます。そして安心・安全な状況でこそ、人は安定して生活を営めます。


 では、安心・安全とは何か。

 『安全』とは『任意の対象』が害されない『環境』です。

 『環境』ですので、個人の認知とは無関係で物的証拠で証明されます。


 『安心』とは『自分』が害されないと認知している『個人の精神の在り様』です。

 言い換えると”自分の『不安』要素は全て否定された”と認知している状態が『安心』です。

 

 つまり『安心』と『安全』はその性質からして別物ですから、

 『安全を確保』すれば即『人は安心する』という思考は誤りです。

 ゆえにその思考に基づく行動は失敗するため、疲れやすくなります。


 ”人に『安心・安全』な環境にある人に感じさせる”という目的を果たすには、

 1.『安全』を確保し、その証拠を示す。

 2.1ののち、人々の『不安』要素を、証拠を見せながら一つずつ否定する

 という行為を行う必要があります。

 上記のように行動すれば目的が達成しやすくなり、疲れにくくなります。


従って「安全と安心は別物だと気づくと疲れにくくなる」となります。

 

次回(9/3)は、「『自分』が『相手』に『失望する』のだと気づくと疲れにくくなる」です。

 

以上