主張に合わせて事実を取捨選択するのを止めると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

「主張に合わせて事実を取捨選択するのを止めると疲れにくくなる」です。

　主張に合わせて事実を取捨選択すると、2つの問題点により、主張が失敗する可能性が高まるため、疲れやすくなります。

　一つは、「主張に合わない事実を捨てた理由が、一般的に納得される理由で無い場合、反対陣営にその点を付け込まれる」という問題点です。ことさら隠していなくても、騒ぎ立てられればアウトです。

　もうひとつは、「捨てた事実が主張に合わないのは主張に誤謬が存在する」可能性が常に存在する、という問題点です。

　前者の問題点は、自陣営が優位な状況で反対陣営にその札を切られると優位性がひっくり返ります。

　後者の問題点は、主張の誤謬を訂正する機会を自ら失くします。

　ゆえに、主張の根拠となる事実を取捨選択せず、全ての整合性がつくよう主張を整理すると、反対陣営に付け込まれず、誤謬を常に訂正し続けられますから、主張が成功する可能性が高まり、疲れにくくなるといえます。

従って「主張に合わせて事実を取捨選択するのを止めると疲れにくくなる」となります。

次回(8/29)は、「『信頼できる専門家』を持つと疲れにくくなる」です。

以上