こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「無駄を減らすより利益を増やす方が効率的な場合もあると気づくと疲れにくくなる」です。
無駄を減らす行為に血道を上げる人がいます。
ですが、その「無駄を減らす」行為自体が、新たな「無駄」になる場合があります。
新たな無駄を生じれば、疲れやすくなります。
また、利益の大きさに対し、生じている無駄が十分に小さければ、無駄が生じる過程を無視し、利益をより大きくする行為に注力したほうが効率的です。効率的に行動すれば、疲れにくくなります。
従って「無駄を減らすより利益を増やす方が効率的な場合もあると気づくと疲れにくくなる」となります。
次回(8/25)は、「主張に対する賛成・反対の多寡は正当性に関与しないと気づくと疲れにくくなる」です。
○「無駄を減らす必要が出てくる基準」についての私見
無駄を減らす行為が有効な状況は、得られている利益の大きさに対し、生じている無駄が
一項目で、無視できないレベルになっている状況です。ただし、無視できないレベルは、
人それぞれで異なりますので、他人には強制できません。
私個人としては無駄の大きさが、利益や収入の5%を超えて生じている場合、無駄を減らす
行為が意味を持つと考えています。
仮に30万の収入があるとします。
そして、一項目の支出が1万5千以上有り、構造的に減らす余地が有るなら、その項目について、
圧縮を試みる価値が十分にあると思います。
逆に収入に対し1%程度ならばほぼ必要悪として扱って、圧縮を考えなくて良いと思います。
上記の例でいえば、30万の収入で3千円の支出なら、それ以上圧縮しなくても大勢に影響は
無いと考えます。
以上
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