こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「訂正や謝罪を笑うのを止めると疲れにくくなる」です。
他人が訂正や謝罪したときそれを嘲笑い、見下す人がいます。
これは2つの視点から見て不利益を生じます。
一つは「訂正や謝罪が行われにくくなる」点。
特定の行動をとったら嘲笑われたり、見下されるとなれば、どんなに必要があったとしても、
人はその行動をためらうようになります。
訂正や謝罪をためらうようになったならば、それは隠ぺいが容易く行われるようになる土壌の醸成に他なりません。
隠ぺいが容易く行われるようになれば、取り返しがつかない事故の原因が生じても、発見が遅れる可能性が高まります。そして取り返しのつかない事故が起これば、気力体力を多量消耗するため、疲れやすくなります。
もう一つは「協力関係が築きにくくなる」点です。
人は、自分を嘲笑ったり、見下しした相手は嫌いになります。嫌いになった相手とは、どんなに利があって、必要性があったとしても、協力関係を築く際の心理抵抗が大きくなります。ということは、嘲笑った相手に対しては協力関係は築けなくなり、複数人でやれば楽なところを一人でやらなくてはいけなくなるため、疲れやすくなります。
従って「訂正や謝罪を笑うのを止めると疲れにくくなる」となります。
次回(8/12)は、「『対話可能な相手』の過去を責めるのを止めると疲れにくくなる」です。
以上
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