こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「日常動作を余裕を持って行える筋力まで増強・維持すると疲れにくくなる」です。
人は仕事の都合で、重い荷物や道具を使いこなす状況に直面する場合があります。
このとき、筋力が十分に無いと、本来使わないはずの小さい筋肉まで使わなくてはならない羽目になることがあります。その場合、小さい筋肉は直ぐに余力を使い果たし、痛みを発するようになります。
そこで、日常動作を余裕を持って行えるレベルまで、筋力トレーニングを行い、筋力を増強し、また、加齢による筋力低下も考慮して筋力維持を行うと、日常動作によって筋肉痛が生じにくくなるため、疲れにくくなります。
従って「日常動作を余裕を持って行える筋力まで増強・維持すると疲れにくくなる」となります。
次回(8/11)は、「訂正や謝罪を笑うのを止めると疲れにくくなる」です。
○痛みが生じる例
例えば、毎日重い書類カバンを持つ営業さん。または、食事をたくさん載せたトレイを持って
歩き回るホールスタッフさん。そういった人達が肩関節回りの筋肉が不足している場合、
最初は良くてもそのうち限界を超えた結果、腕が上がらず、四十肩に近い状態になったり、
また、首の付け根や後頚部が痛くなったり、さらには腕の痺れ(これは首の筋肉が腕の神経を
圧迫している場合)などを生じさせます。
中には、背骨の横や肩甲骨と肩甲骨の間が痛む人もいるかもしれません。
以上
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