悪い状況は放置しても良くならないと気づくと疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

悪い状況は放置しても良くならないと気づくと疲れにくくなる」です。

 人は自分に不利な状況、いわゆる「悪い状況」に直面すると、現実逃避し、その状況を放置する場合があります。

 

 ですが、状況が変化する際、誰か(あるいは何かが)が状況を変えてくれるのに期待して、なにもせずに「状況が自分に有利な方向に動く」方に賭けるのは、変化の選択肢が複数存在する以上、かなり分の悪い賭けだと言わざるを得ません。

 

 また、状況に対して「誰」にも、また「何か」によっても働きかけが行われない場合、状況は動かないか、もしくは物理的に平衡するように動きます。それは「方向を特定できない」動きであるため、誰かにとって「有利な方向」になるのは、これまた確率の低い事象です。

 

 つまり、悪い状況に直面した場合、放置すると最良でも「最初の不利な状況そのまま」で、最悪で「さらに悪い」状況になるといえます。そうなれば、心を入れ替えて対策を取る際、放置する前よりも多くの気力体力を必要とするため疲れやすくなります。

 悪い状況を放置せず、自分に有利な方向に状況が動くよう働きかければ、放置するよりも少ない気力体力で、状況を解決できる可能性が高くなり、結果として疲れにくくなります。

 

従って「悪い状況は放置しても良くならないと気づくと疲れにくくなる」となります。

 

次回(8/7)は、「隠し事はいずれバレると気づくと疲れにくくなる」です。

 

以上