こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「自分にとって望ましい行動が行われたときに感謝を伝えると疲れにくくなる」です。
人は自らの行動に対し、誰か(※)から感謝を伝えられたとき、自らの価値を認められたと感じます。
そのため、再度自分の価値を認められようと試み、同様の行動を繰り返す傾向があります。
(※) ここでいう『誰か』には『行動を起こした自分自身』も含みます。
つまり、任意の誰かが、貴方にとって望ましい行動をとったとき、その誰かに対し、感謝を伝えると、その誰かは、再び同様の行動をとってくれる可能性が高くなります。そして、貴方にとって望ましい行動が繰り返されるのであれば、貴方の手間が省けるため、貴方は疲れにくくなります。
従って「自分にとって望ましい行動が行われたときに感謝を伝えると疲れにくくなる」となります。
次回(8/3)は、「予定していた行動を予定通り遂行したら感謝すると疲れにくくなる」です。
○望ましくない行動が行われたときにどうすると疲れにくくなる?
では、望ましく無い行動が行われたときはどうすると疲れにくくなるでしょうか。
これは相手との信頼関係の有無、および相手への敵対意志の有無によって異なります。
(『信頼関係が有り、かつ、敵対意志が有る』状況は先ず有りえないため対象外としました)
1.信頼関係が有り、かつ敵対意志が無い場合
その行動が行われると「私(貴方自身です)」が困る、あるいは、「私」は悲しい、と
相手に伝えます。
信頼関係があり、かつ敵対しない相手は、それだけで貴方に『配慮』し、
(貴方にとって望ましくない)行動を意図的には繰り返さなくなります。
『○○さん』が困るんじゃないかな?という遠回しな言い方は無効です。
あくまで一対一の関係性に基づくのがミソです。
2.信頼関係が無く、かつ、敵対意志が無い場合
その後関わり合いになる必要があれば、先ず信頼関係を構築したのちに、
前述の1と同様にします。
その後関わり合いになる必要がなければ、何もアプローチせず、距離を置きます。
3.信頼関係が無く、かつ、敵対意志がある場合
先ず、可能な限り、距離を置き、物理的に敵対不可能な状況に持ち込みます。
どうしても距離を置けず、関わらなくてはならない相手には、最終手段を取ります。
つまり、取りうるすべての手段を以て速やかに相手を打ち負かし支配下に置いたうえで、
相手が再度望ましくない行動を行わないよう制御します。
これは下策中の下策であり、大変疲れます。
何故疲れるかといえば、一旦支配すると、支配し続けなくてはならず、
支配し続けている間は相手より上の権勢を保ち続けなくてはならないからです。
以上
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