ときどき前後左右を変えて日常動作を行うと疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

ときどき前後左右を変えて日常動作を行うと疲れにくくなる」です。

 人のからだは全身が適切に連動して動くとき、最も効率的に動きます。

 そのため、どこか一部の筋肉・関節だけに負担をかけるからだの使い方をしていると、

その負担がかかっている筋肉・関節に無理が生じ、その結果、痛みという形で、危険を訴えます。


 痛みを訴えた筋肉・関節がそれまで担っていた動作は、他の筋肉・関節で代償されます。

 すると、その代償した筋肉・関節が次に痛みを訴える結果になります。


 これは強度の高い運動を行うだけでなく、日常動作でも同じです。

 たとえば、ふかふかしたソファーに座るとき、必ず左に寄りかかっている場合。

 または寝るときに必ず左半身を下にして寝る癖がついている場合。

 いずれも人によって痛みが出る場所は違いますが、一点に強い負担がかかり、そのうちに

痛みが生じます。


 一点に負担をかけないために、ときどき、特定の動作を、からだの前後左右を入れ替えて行うと、

からだの使い方が変わって、負担の集中が軽減されるため、疲れにくくなります。


 左に寄りかかる癖があるなら意識して右に寄りかかる日を作る、あるいは、猫背で集中する癖が

あるなら意識して体と首を後ろにそらした状態で集中してみるなどです。


従って「ときどき前後左右を変えて日常動作を行うと疲れにくくなる」となります。

 

次回(7/28)は、「単一の原因に固執せず複数の原因を考慮できると疲れにくくなる」です。

 

以上