自分の好き嫌いを道徳やルールや倫理に転化するのを止めると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

自分の好き嫌いを道徳やルールや倫理に転化するのを止めると疲れにくくなる」です。

 人は好き嫌いを持ち、ときに好き嫌いを他人に伝えます。

 その好き嫌いを他人に伝えるとき、正当性あるいは強制性を持たせるため、

 「それがルール(※)だ」と強弁する場合があります。

  (※)倫理、常識といったコモンセンスに相当する単語なら何でも適します。

 

 その「ルール」が本当に共同体で通用するルールであれば問題ありません。

 ですが実際には「その人だけのルール」であることもあり、その場合根拠とするには筋が悪くなります。「その人だけのルール」を根拠に主張を通そうとすると「そんなルールは無い」と反論されやすく、結果として主張を通せないことがあります。

 主張が通せなければ、通そうとして使った気力体力が回復できないため、疲れやすくなります。

 

 好き嫌いから始まる主張を、そのまま個人の好き嫌いを根拠として通せば、

似た「好き嫌いの感覚」を持った人達を味方につけることができます。

 また、個人の好き嫌いについては反論しづらいため、ルールとして根拠づけた場合よりも、隙が少なく

反論を受けづらくなるため主張を通しやすくなります。

 主張が通しやすくなれば、通すのに使う気力体力も回復しやすくなるため疲れにくくなります。


従って「自分の好き嫌いを道徳やルールや倫理に転化するのを止めると疲れにくくなる」となります。

 

次回(7/18)は、「自分が理解できない事象は他人も理解できないと考えるのを止めると疲れにくくなる」です。

 

以上