こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「検証不可能な仮説を事実と誤認するのを止めると気づくと疲れにくくなる」です。
ある事象の機序を説明するために、技術的あるいは倫理的に検証不可能な状況が生じる場合があります。
このとき機序を説明できる仮説は幾通りもだせますが、検証できないため、いずれが正しいのかは、
直接証明できません。ですが、この仮説を事実であると誤認すると、その仮説が誤りである可能性を
考慮せず、他の事象にその仮説を応用する場合が考えられます。仮説が本当に事実であれば応用されても何の問題もありませんが、誤りであった場合、本来生じない被害が生じる可能性が高くなります。
本来生じないはずの被害が生じればその回復に気力体力を使うため疲れやすくなります。
検証不可能な場合でも仮説は仮説にすぎないとして、誤っている可能性を忘れずにいれば、
応用するにしても慎重になり、不用意に被害を生じる可能性を減らせるため、疲れにくくなります。
従って「検証不可能な仮説を事実と誤認するのを止めると気づくと疲れにくくなる」となります。
次回(7/16)は、「生きるのに資格など要らないと気づくと疲れにくくなる」です。
以上
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