こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「『自分の主張と異なる主張を持つ人間は愚かであると考える』のを止めると疲れにくくなる」です。
人は何かを主張するとき、自らの主張に正当性を持たせたいと欲します。
その正当性を持たせる手法のひとつに「自分の主張と異なる主張は全て誤りである」という手法があります。
その手法を採用した場合『異なる主張を行うものは愚かであるから誤りに気づかないのだ』と発展する場合があります。その方向に発展すると、愚者扱いされた側は攻撃とみなし反撃を行います。反撃をくらえば再反撃を行い、お互いが傷つきますから、傷の回復が必要となり、疲れやすくなります。
自分の主張と異なる主張を持つ相手には、相手なりの根拠や考え方があると気づき、そして『相手が愚かであると考える』のを止めると攻撃しあうことなく、お互いの根拠や考え方を基に建設的な結論を導ける可能性が高くなります。建設的な結論を導ければ議論に費やす気力体力が回復できるため、疲れにくくなります。
従って「『自分の主張と異なる主張を持つ人間は愚かであると考える』のを止めると疲れにくくなる」となります。
次回(7/13)は、「相手の正当性を認めたうえで自分の正当性とすり合わせられると疲れにくくなる」です。
以上
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