こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「自分の主張に都合の良い事実も悪い事実も集められると疲れにくくなる」です。
人は何かを主張するとき、その根拠となる『権威ある事実』を集めます。
その事実を収集するなかで、人は自分の主張に都合の良い事実にも悪い事実にも直面します。
このとき、都合の良い事実だけを有効とし、都合の悪い事実を無効とするとどうなるか。
そこには、『主張の反対者に悪い事実を反証として使用され、反論できなくなる未来』が
待っています。主張が通らなければ、主張を作り上げるのに使った気力体力は回復せず、
疲れやすくなります。
自分の主張に都合の良い事実も悪い事実も受け入れられれば、そのどちらの事実にも反しないよう、主張を見直せます。そして主張を見直した結果、より建設的な結論を導ける可能性が高くなります。建設的な結論が導けられれば、主張が報われるため、気力体力が回復し、疲れにくくなります。
従って「自分の主張に都合の良い知識も悪い知識も集められると疲れにくくなる」となります。
次回(7/12)は、「『自分の主張と異なる主張を持つ人間は愚かであると考える』のを止めると疲れにくくなる」です。
○例外
信仰に関する主張は当記事には当てはまりません。
なぜなら信仰とは信じることがまず大事であり、事実を根拠としないからです。
以上
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