こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「重力に対し垂直に立つ感覚を覚えると疲れにくくなる」です。
人に限らず、地球上のすべての物体は、地球からの重力を受けています。
その重力に対し、垂直に立つと、最少の力で地面に立てます。
少しでも角度をつけると、垂直に戻すために横方向に引っ張る力が働き、その分疲れやすくなります。
例1.首を前に傾けると頭部を下に落とさないよう、首の後ろの筋肉群が緊張し、頭部を後ろ方向に
引っ張ります。
例2:肩関節を前に出すと、肩より先の腕を「だらん」と下がった状態に戻すため、肩より先の腕を
後ろに引っ張る筋肉群が緊張し、引っ張ります。
仕事ではどうしても特定の姿勢で働く状況が生じます。
それは何かを覗き込むのにからだを捻って傾けたり、しゃがんで作業し続けたりなどです。
休み時間になってもそのままでいると、力は入りっぱなしで疲れがとれないまま休み時間が明けてしまいます。
そのような場合、重力に対し垂直に立つことを覚えておき、休み時間に、使った筋肉のストレッチを
するとともに、重力に対し垂直に立つと、からだ全体から、重力に対する力以外を抜けます。つまり、無理な姿勢で使った力をいったんリセットできます。からだ全体の力をいったんリセットできれば、休み時間が明けたあと、再びいちから力を入れることができます。
従って「重力に対し垂直に立つ感覚を覚えると疲れにくくなる」となります。
次回(6/27)は、「内部の結束を高めるために外敵を作るのを止めると疲れにくくなる」です。
以上
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