自分の力量に合わせて力の使い方を変えると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

自分の力量に合わせて力の使い方を変えると疲れにくくなる」です。

 自分の力量と、目的を成すのに必要な力量は、まず一致しません。

 そこで、今の自分の力量に合わせて力の使い方を変える必要があります。


 自分の力量と目的を成すのに必要な力量に対し…

 1) 大きく上回っている場合

    全力を以て、一気に短時間で目的を成し遂げます。(力の逐次投入は不適当です。)

 

 2) 2倍くらい~同等までの場合

    目的を複数に分割し、一つ一つを十分な余力を持って成し遂げられるよう計画したうえで

    目的を成し遂げにかかります。

 

 3) 力量が足りない場合

    目的を一旦諦めます。そして十分な力量を得るまで待ってから再度挑むようにします。

 

 4) 力量が圧倒的に足りない場合

    自分一人、あるいは現状の仲間との挑戦を「完全」に諦めます。

    そして、新たな仲間と組むなり、助力を得るなりして十分な力量を確保してから、

    再度挑むようにします。


 上記のように「力量に合わせた力の使い方」を行えば、目的を成し遂げる可能性が高くなります。

 目的を成し遂げられれば気力体力も回復しますので、疲れにくくなります。

 

従って「自分の力量に合わせて力の使い方を変えると疲れにくくなる」となります。

 

次回(6/22)は、「状況に応じて変化すると疲れにくくなる」です。

 

○当記事の元ネタ

 

   当記事の元ネタは孫子 謀攻篇より

   「故用兵之法、十則圍之、五則攻之、倍則分之、敵則能戦之、

    少則能逃之、不若則能避 之、故小敵之堅、大敵之擒也」

   です。

 

以上