こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「助言や指示を行うときは順を追って具体的に行うと疲れにくくなる」です。
他人に助言や指示を行うときは、相手にその内容を理解してもらわなければなりません。
その内容を理解してもらうには、行動の順序、そして、相手に一つの解釈のみを与えられるよう、具体的な固有名詞を含めて伝える必要があります。助言・指示だし側の意図を相手に誤解無く理解してもらえれば、助言・指示だし側が意図した結果が生じやすくなります。そうなれば、一度の助言・指示だしで済むため、疲れにくくなります。
逆に、助言・指示だし側が順序を伝えず、抽象的かつ相手にとって複数の解釈が可能な内容の
助言や指示を行った場合、助言・指示だし側の意図しない結果が生じる可能性が高くなります。
意図しない結果が生じると再度助言や指示だしを行う必要があるため、疲れやすくなります。
従って「助言や指示を行うときは順を追って具体的に行うと疲れにくくなる」となります。
なお、相手の自主性を引き出すことを最優先の目的とする場合は、上記の助言・指示だしの方法論は
不適切です。
助言・指示だし側が意図したとおりに相手を動かすことを目的とする場合、上記の方法論は適切です。
次回(6/18)は、「誤った際は即時に訂正・謝罪すると疲れにくくなる」です。
○適切と思われる助言や指示の例「料理のレシピ」
私は、適切な助言や指示の例として、料理のレシピを挙げます。
料理のレシピはまず目的(料理名・画像)を示し、使う材料を具体的に挙げ、そして
それらを調理する順序を記載しています。
そうすることで、レシピを見た人は解釈を誤らずに目的となる料理を作ることができます。
料理のレシピを助言や指示として言い換えてみます。
料理名や画像は「その助言や指示を行うとどのような結果が導けるか」です。
使う材料は「助言や指示を実際に行うのに必要な資源や周囲の状況」を表します。
調理の順序は「助言や指示を、どういった段階と手順で進めていくか」を表します。
以上
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