こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「禁欲し過ぎるのを止めると疲れにくくなる」です。
人は何かの目的達成と引き換えに自らの欲望を封じる、つまり禁欲する場合があります。
禁欲の例は痩せるための食事制限や、試験合格のための交友禁止などです。
そういった禁欲は、その人の「我慢の限度」を超えない限り、目的達成のための気力体力を確保する有効な手段となります。
ですが、「我慢の限度」を超えたとき、禁欲は逆にその人から集中力を奪います。
集中力が奪われた状態で行動すれば失敗も多くなるため無駄に気力体力を使い、疲れやすくなります。
我慢の限度を超えない程度に禁欲すれば目的達成への気力体力も確保されたうえで集中力も奪われませんから、目的達成の可能性が高くなり、その分疲れにくくなります。
従って「禁欲し過ぎるのを止めると疲れにくくなる」となります。
次回(5/29)は、「『今の自分の理想』へ能動的に近づこうとすると疲れにくくなる」です。
○なんでもやり過ぎると無理が生じる
禁欲に限らず、なんでもやり過ぎると、神ならざる人の身には無理が生じます。
無理を通せば道理が引っ込む場合もありますが、その場合、必ずなんらかの代償が生じます。
私見になりますが、その代償の「取り返し」がつかなくなる前に、「限度を超えたな」と感じた
時点で、目的達成をいったん諦め、「限度」をなんらかの方法で引き上げた後、再度目的達成に
挑むのが適当ではないか、と私は考えます。
以上
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