こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「半可通を止めると疲れにくくなる」です。
人は、何か新しい知識を得たり良い考えを思いつくと、人に触れ回りたくなることがあります。
何故触れ回りたくなるかというと、その知識や考えを人に認めてもらうことで「自分の価値」を認めてもらいたいという目的があるためです。
ここで半可通の振舞い、つまり生半可な知識やスジの悪い考え方を、それと気づかずに触れ回ると、
それぞれの分野の専門家から厳しい指摘を受けます。
その場合「自分の価値」を認められるどころか価値を下げられる結果になります。すると落ち込んだ自分自身を持ち上げるのに気力体力を消耗するため、疲れ易くなります。
ですので、どんなに良い知識や考えを得たと思っても、知識や情報ならその裏を取ること、また、
「考え」なら複数の別視点から破綻や論理の穴が無いかを調べることが必要になります。
そうして確認した結果、十分に確かで全うな知識や考えであると確定すれば、興味がある人からの
関心を得られ、「自分の価値」を認めてもらうという目的を達成できます。目的を達成できると気力体力を回復できるため、疲れにくくなります。
従って「半可通を止めると疲れにくくなる」となります。
次回(5/5)は、「他人の実体験を否定しないと疲れにくくなる」です。
以上
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