こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「からだの動きは全身が連動して行われていることに気付くと疲れにくくなる」です。
人はからだを動かすとき、その動きで何を為すかを意識します。
このとき、一回、その動作にどの筋肉がどう動くかをバラバラに分解して意識した後、それらの動きをまとめ、一連の流れとして意識しなおす、つまり全身を連動して動かすようにすると、一か所一か所の負担を小さくすることができます。負担が少なくなれば限界に対して余裕が生じるため、疲れにくくなります。
従って「からだの動きは全身が連動して行われていることに気付くと疲れにくくなる」となります。
次回(4/29)は、「自分自身を悪人だと考える人間はいないことに気付くと疲れにくくなる」です。
○直ぐに実感できる連動の具体例
1.足首と股関節の関係
・椅子に座った状態で、足裏を付けたまま足首を曲げると、骨盤が前に倒れ、上半身が前進します。
・立った状態で、膝を上げるとき、足首を伸ばし膝を上げるのと足首を曲げて膝を上げるのでは、
足首を伸ばした方は膝と腹部距離が遠くなり、曲げた方は膝と腹部との距離が縮まります。
2.胸郭と肩関節の関係
・息を吸うとき、手のひらを上に向けて持ち上げながら吸うと、手のひらを下に向け
押し下げながら吸うのでは、前者のほうがラクに吸えます。
・息を吐くときは逆で、手のひらを下に向け押し下げながら息を吐くほうが、手のひらを上に
向け持ち上げながら吐くよりはラクです。
以上
コメントをお書きください