『作業』でなく『仕事』をすると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

『作業』でなく『仕事』をすると疲れにくくなる」です。

 当記事では『作業』と『仕事』を以下のように定義します。

 ・作業:誰かの指示に従い、決められた手順で行動する。目的は無くても良い。

 ・仕事:自らの目的を持ち、その目的に向かい、常に工夫しながら行動する。


 世の中には『作業』も『仕事』も両方必要です。

 例えば、何かを量産することを考えます。

 量産には繰り返しの単純『作業』をしてくれる人がたくさん必要です。

 また、量産を行う原型は、誰かが『仕事』で作らなければなりません。


 さて、『作業』は実行者に強制性を感じさせることが多く、また、実行者の気力体力を回復させる機会がありません。そのため『作業』の実行者は時間が経てばたつほど疲れやすくなります。


 そして『仕事』は自らの目的を達成するために行います。

 その『仕事』の目的は「大目的」とその分割である「小目的」に分けることができます。

 小目的を作ると、小目的の達成の度に達成感を感じられ、達成感は気力体力を回復します。

 また常に工夫することで、実行効率も上がり、また工夫がうまくいったときにも達成感を感じられるため、疲れにくくなります。


 『作業』も指示者に共感し、指示者が何を目的としているかを認識できると『仕事』に近いことができるようになります(権限などの制限があるため『仕事』してしまうのはNGということもあります)


従って「『作業』でなく『仕事』をすると疲れにくくなる」となります。

 

次回(4/22)は、「苦言は直接伝えると疲れにくくなる」です。

 

以上