所属共同体の認識を状況に応じて切り替えられると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

所属共同体の認識を状況に応じて切り替えられると疲れにくくなる」です。

 人は、社会で生きる生物です。そして社会は共同体(※)で構成されています。

 人は、共同体の中で、なんらかの失敗をすると自らの価値を認められなくなる場合があります。

 人は、自らの価値を認められない場合、不幸を感じ、気力が落ちるため、疲れやすくなります。

 ここで、失敗した際に所属する共同体の認識を切り替えられると別の共同体での成功で、改めて

自らの価値を確認できる可能性が高くなります。自らの価値を確認できれば幸せを感じ、気力が回復できるため、疲れにくくなります。

 また、自分に対し明らかに害意を持つ共同体に所属しているとき、別な共同体を意識できれば、そちらに逃げることが可能になります。逃げられれば、無用な害意にさらされ続けなくてすむため、やはり疲れにくくなります。


 具体的には、勉強の成績は悪いが、学外活動のチームではエースである、とか、

 ブラック企業に所属しているとき、よりましな企業に移るとか、です。


従って「所属共同体の認識を状況に応じて切り替えられると疲れにくくなる」となります。

 

次回(4/20)は、「取引相手に時間を使わせない気遣いができると疲れにくくなる」です。


 (※) ここで共同体は以下のように定義します。

  ・複数の人間が所属する

  ・所属する人間には関係性がある

  ・他の共同体と重なりあったり、あるいは含まれたり含んだりする。

  

   端的に言えば、夫婦、家族、会社、学校、自治体、部活やサークル、

   大きく出れば「宇宙に生きる生命体全て」などが共同体です。

 

以上