こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「運動しすぎないと疲れにくくなる」です。
人が自分が不健康だと考える場合、あるいは他人から「不健康そうに見えるよ」と言われた場合、
「では運動をしよう」と考えることが多々あります。
実際、からだを「適度」に動かすことで、からだの中を流れる様々なモノが滞りなく流れるようになり、からだの機能が本来の性能を取り戻していきます。からだの機能が本来の性能を発揮すれば、効率よく気力体力が使われるため、疲れにくくなります。
運動しすぎれば、からだに無理がかかり、その無理をした箇所で流れが滞るようになるため、からだが
本来の機能を発揮できなくなり、疲れやすくなります。
従って「運動しすぎないと疲れにくくなる」となります。
次回(4/3)は、「本当に困っていることを認知できないこともあると気付くと疲れにくくなる」です。
○「適度」な運動量
「適度」な運動量は曲者です。人によって「適度」な量が大分異なるからです。
人それぞれに見合った運動量にしないと逆にからだの各所を痛めます。
特に若いころに運動が得意だった方が、中高年になって運動を再開する場合、
昔の感覚で運動量や運動の鋭さを再現しようと試みがちになります。
その場合、記憶どおりにからだが動かせず、その結果怪我をすることになります。
つまり「適度」な運動量を定めるには
・普段どれだけ運動しているかを基準とし、毎日少しずつ運動量を増やしていく
・若いころの運動量は一旦忘れて、「今」の自分の性能を見極めて運動量を決める
・ある程度鍛えられてきても、無理はせずに少しずつ運動量を増やす
・からだが痛むようなときはその日の運動を休み、次の日の運動量を少し減らす
といった配慮が必要になってきます。
以上
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