こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「『現状を変えたくない自分』を認知できると疲れにくくなる」です。
人は安心安全を求めます。そのため、現状を変えることを嫌います(※)。
(※) 現状を変えることで
・状況がどう転ぶか分からない
・予測できたとしてもその通りにいくか分からない
・新しい状況に自分自身が対応できるか分からない
といった、「分からない」状況に直面し、安心安全ではなくなるため。
人が「自分が現状を変えることを嫌っている」ことを認知できると、『自分の現状』は
「(周囲の要素によって)変えられない」のではなく「(自らの目的で)変えたくない)」ことに思い至ることができます。そこまで至れれば、自分の大きな目標・目的のために「自分の意志で現状を変えるか」
もしくは「そのままでいる(現状維持)」かを明確に意識して選択することができるようになります。
『現状を変えたくない自分』を認知したうえで、自らの意志で変化させるか、維持するか、を
選択できるようになれば、目的が達成できるにしろできないにしろ、建設的な行動をすることが
できるようになります。
建設的な行動がとれれば行動のために使う気力体力が無駄になる可能性が少なくなりますから、
疲れにくくなります。
逆に『現状を変えたくない自分』を認知できない場合、実際の原因ではない『周囲の状況』に
原因を求めてしまうことになります。そうなれば存在しない原因(周囲の状況)に向かって争いを
挑むことになりますから全く非建設的な状況になります。
非建設的な行動を続ければ、気力体力が成果に結びつく可能性が低くなりますから、疲れやすく
なります。
従って「『現状を変えたくない自分』を認知できると疲れにくくなる」となります。
次回(3/28)は、「手足全部がだるいときは一日絶食すると疲れにくくなる」です。
以上
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