こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「まず勝算を立て、それを為すよう動くと疲れにくくなる」です。
人は何かを為すとき計画を立てます。その計画を立てる局面で全く勝算が建たない状態で、
「初めてしまえば何とかなる」と考え、その計画を開始すると、成功の確率はほぼゼロとなります。
つまり、気力体力を消耗するだけ消耗して見返りはゼロとなる可能性が非常に高くなり、その結果、
疲れ易くなります。
ここで、勝算をほぼ10割にし、周囲状況が変化する可能性も可能な限り排除したうえで、勝算を
実現する行動を起こしたならば、成功する確率もほぼ10割となります。そうなれば消耗した気力体力に対し十分な見返りを得ることが出来ますから、その見返りによって疲れを回復でき、結果として疲れにくくなります。
従って「まず勝算を立て、それを為すよう動くと疲れにくくなる」となります。
次回(3/18)は、「他人に対し『望ましい行動』を具体的に定義できると疲れにくくなる」です。
○勝算について
長い人生では、勝算が低い勝負に挑まなくてはならない状況も多々あると思います。
そのような状況ではどうすれば良いのか。以下私見を述べます。
一番良いのは、前提そのものを崩し、「勝算が低い」状況に追い込まれないよう立ち回る。
気づかぬうちに「勝算が低い」状況に直面してしまったならば「その場は逃げ」、
その後「十分な勝算が得られる状況を作り出して再挑戦」する。
どうしても逃げられないのであれば「敗北自体は受け容れた上で損害を小さくするよう努める」。
とまれ「勝つべくして勝つ」状況を「自ら作り出す」のが最上だと私は考えます。
「勝ち筋」が無いのに勝負を挑むのは蛮勇ですらないとも考えます。
以上
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