こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「息を吐きながら力を出し、息を吸いながら力を入れると疲れにくくなる」です。
人は息を吐くとき胸郭を潰していきます。この『胸郭を潰す動き』と、力を出す動き、ここでは
『上肢を前に押し出す動き』とします、を同時に行うと双方の動作ベクトルが前方あるいは前下方に
集中でき、結果として、出した力を余すところなく対象に対して使えます。
また、人は息を吸うとき、胸郭を広げていきます。この『胸郭を広げる動き』と、力を入れる動き、
ここでは『モノを持ち上げる』あるいは『モノを引っ張る』動きとします、を同時に行うと、やはり
双方の動作ベクトルが後方、あるいは上方に集中でき、結果として、入れた力を余すところなく対象に
対して使えます。
出したり入れたりした力を余すことなく使えれば、改めて出し入れする力を小さくできますから
その分疲れにくくなります。
従って「息を吐きながら力を出し、息を吸いながら力を入れると疲れにくくなる」となります。
次回(3/14)は、「目的に合わせて『やらないことリスト』を作れると疲れにくくなる」です。
以上
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