こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「『焦り』は準備不足を警告してくれる感情だと気づくと疲れにくくなる」です。
人は、『焦る』と普段の動作が出来なくなります。そのため『焦る』ことは無い方が良いのですが、
現実としては、そうはいきません。
ここで『焦り』が準備不足を警告してくれる感情だと気づくと、なんの準備が足りないのかを
意識して補う行動にでることができます。そして準備不足が解消されれば『焦り』は消えます。
『焦り』が消えれば普段の動作ができるようになりますから、『焦っているとき』よりも疲れにくくなります。
従って「『焦り』は準備不足を警告してくれる感情だと気づくと疲れにくくなる」となります。
次回(3/6)は、「詭弁を自己擁護に使うのを止めると疲れにくくなる」です。
○『焦り』という感情の目的
感情である以上「焦り」も何らかの行動する力を増幅するために生じます。
当記事で挙げたように「焦り」が増幅する行動は「準備」です。
「焦り」の前兆としてまず「不安」(同じく準備を促すための感情です)があり、
その「不安」が期日が近づくことで、より激しくなると「焦り」になります。
不安も焦りも準備行動を促すための感情ですから、これから行う行動の見通しと、
それに伴う課題、およびその解決策に目途が立つと、不安も焦りも消えていきます。
つまり気になる案件を手つかずの状態にし続けることが、最も不安と焦りを大きくする
要因です。
逆に不安と焦りを最も小さくするには、期日より余裕を持って早めに段取りし、
その段取りを淡々と実行する、ということになります。
日常的に「焦る」人は「焦る」ことで利益を得ている人です。
その利益とは「脳内シミュレーション」の実行の後押しと、
プレッシャーによる「やる気」の増幅です。
以上
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