からだの『正面』にモノを捉えて『押す』と疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

からだの『正面』にモノを捉えて『押す』と疲れにくくなる」です。

 人のからだは『正面』に向かって力を出すとき、一番強い力を出せる構造をしています。

 ですので、からだの『正面』に力を出すと、全身の力を集中でき、その分疲れにくくなります。

 また、真横から圧されたときは、正面から圧されるよりも踏ん張りが効かないため。

  従って「からだの『正面』にモノを捉えて『押す』と疲れにくくなる」となります。

 

○『正面』の作り方(中国武術でいうところの三尖相照)

 

  この『正面』を作る条件は、以下の3つのからだの状態を同時に成り立たせることです。

 1.顔の鼻先を対象に向ける。(顔面が対象に正対しているということです)

 2.両腕の力のベクトルを対象に向けて収束させる。(極端にいうと挟み込む形です)

 3.両足の爪先の方向を対象に向けて収束させる。(内また気味にするイメージです)

 

 上記3点に加え、正中線を意識し、意識した正中線を、重力に対し垂直に立てた状態で保ち、

 力を出すようにすると、よりラクに力を対象に向けることができます。

 

次回(3/3)は、「薬は用法用量を守らなければ『毒』になることに気付くと疲れにくくなる」です。

 

以上