こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「『その場のルール』を正確に把握できると疲れにくくなる」です。
人が何か行動を起こすとき、いかなる状況においても「その場のルール」に縛られます。
「その場のルール」とは物理法則であったり、法律であったり、暗黙の了解だったり様々です。
往々にして人は、過去に、現在の状況と似たような状況に遭遇していると、今現在の状況も
「そのときと同じルール」であると思い込むことがあります。
これは人の脳が「空白」(=わからないこと)を嫌って「既知の情報」でその「空白」を埋める性質が
あるためです。しかし、あくまで「似たような」状況なのですから「同じルール」であるか否かは、
確認しなくては確定できません。
確定せず「以前の似たような状況と同じルール」と思い込んだまま、実際は「一部が違うルール」
で「その場」が動いているとすると、「同じルール」のつもりで起こす行動は、失敗する可能性が
高くなります。失敗すれば再挑戦が必要になりますから疲れます。
『その場のルール』を正確に把握し、そのルールに則って行動を起こすことで、失敗する可能性は
低くなります。失敗する可能性が低くなれば疲れにくくなります。
従って「『その場のルール』を正確に把握できると疲れにくくなる」となります。
次回(2/23)は、「理屈は正しくても割に合わないこともあると知ると疲れにくくなる」です。
以上
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