『相手の常識に期待しない』と疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

『相手の常識に期待しない』と疲れにくくなる」です。

 人は他人に対し

 「このくらいは知っているだろう。常識だし。」

 「何故あそこであんな動きをする?!こう動くのが常識だろう!!」

 という想いを抱くときがあります。


 これは、人は誰しも「自分の知識と経験=主観=自分の『常識』」に基づいてしか、

他人を推し量ることしかできないためです(※)。


    (※) 「客観的立場に立って推し量れば?」というご意見もあるかもしれません。

       ですが、「客観視」して得た『事実』を「判断」するのは「主観」です。

       また、「相手の視点を借りて思考」しても最後に「判断」するのはやはり「主観」です。


 そのため傍から見ると勝手に期待し勝手に失望していることもままあります。

 人は失望すれば気力体力を消耗させますから、疲れます。


従って「『相手の常識に期待しない』と疲れにくくなる」となります。

 

  以下の①~③のように考えることで、勝手に期待し、勝手に失望することが少なくなります。


 ①同じ人生を送っていないのであるから、自然と相手の常識(=知識と経験)と、自分の常識は異なる。

 ②①から、自分が自分の常識に基づいて期待する行動を、相手がしてくれる確率も自ずと低くくなる。

 ③②であるから、

  ③-1 相手から「相手の常識」を聞き出し、それに基づき「自分が期待する行動」を変える

  ③-2 相手に「自分が期待する行動」をしてくれるよう理と利を用いて説得する

  のどちらか、あるいはまったく別な方策をとることで、

 「自分が期待する行動」を相手がしてくれる確率が高くなります。


次回(2/14)は、「行動を変えれば結果も変わることに気付けば疲れにくくなる」です。


以上