こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「自分が他人を妬む目的に気付くと疲れにくくなる」です。
人は他人を妬むことがあります。しかし妬むことで何かを生産できることはなく、
ただ疲れまるだけです。。
そのため妬まないほうが疲れにくくなります。
そして「自分が他人を妬む」目的を知ることで、妬まない=妬みの感情を生み出さないよう、
自らの価値観を変えることができるようになります。
従って「自分が他人を妬む目的に気付くと疲れにくくなる」となります。
以下で「人が他人を妬む目的」および「妬みの感情を生み出さないための手段」を解説します。
1.人が他人を妬む目的
まず、妬まれるのは「周囲の関心を集めている人」です。
「周囲の関心が集められる理由」は「成功している」「才能がある」「お金持ち」など様々です。
うらやまれる対象でもあります。
そして「妬む人」は「自分への関心を必要とする人」言い換えると
「他人の関心を得ることが自らの価値を確かめられるのに最善の手段である」という世界観を
持っている人です。
他人に周囲の関心が集まるとき、「関心を必要としている」人は、その他人に対し、
「自分に集まるべき関心を奪う敵」と認識します。
その認識を元に(本人からすれば正当な行為です)「関心を奪い返す」行動をとります。
そして、「関心を奪い返す」力を増幅するために「妬み」の感情をねつ造します。
2.妬みの感情を生み出さないための手段
1.から、妬みの感情を必要とする状況、つまり「関心を奪い返さなくてはいけない」と
いう考えが生まれなければ「妬み」の感情は生み出されないことが導き出せます。
では具体的にはどうするか。
それは「自分の価値を確かめるのに他人からの関心(承認)」を必要としない世界観を
選択することです。
言い換えると「自分の価値は自分自身で決める」世界観を選択することです。
そうすれば「他人に集まった関心を奪い返す」必要も無くなりますから、結果として
「妬み」の感情を生み出す必要も無くなります。
つまるところ、自己受容し、かつ、自己満足ができれば、「他者を妬む」必要は無くなります。
私見ですが、高い理想を持ち、それに対して「未だ道ならず」と考え、目的に向かって
行動し続けることが生産的ではないか、と考えます。
その際も、「理想の自分」と「今の自分」を比べれば良く、他人と比較する必要は無い、
と私は考えます。
次回(2/11)は、「相手に思いついてもらうと疲れにくくなる」です。
以上
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