こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「無人の野を行けば疲れにくくなる」です。
人が何か事を為すとき、利害が異なる他者と争うときが多々あります。
争いは必ず勝敗を生じ、勝っても負けても必ず損害をもたらします。
勿論、目的達成のためには、「避けて通れぬ争い」が、必ずあります。
ですが、逆に言えば「避けて通れる争い」は、避けてしまったほうが損害が少なくなり
その分疲れにくくなります。
では争いを避けるにはどうするか。それにはいくつかの方法があります。
代表的な3つの方法を以下に挙げます。
当記事で取り上げたいのは3.「競合する他者がいない、無人の野を行くこと」です。
1.「他者に比べて圧倒的な力を有すること」
メリット :他者のほうから避けてくれるため争いが起こりにくい。
デメリット:多大な維持コストがかかる。
2.「他者と協力すること」
メリット :お互いの強みを生かし、より高い目標を達成できる可能性がある。
デメリット:強い信頼関係の構築が必須。利害調整の難易度が高い。
3.「競合する他者がいない、無人の野を行くこと」
メリット :争う相手がいないので争いが生じえない。
デメリット:無人の野を探すために高い情報収集力が必要。
無人の野そのものを探すために情報収集を行う必要があるものの、いったん見つけてしまえば、
争いが起こる心配なく最短ルートを通れるため、回り道をしないで済む分疲れにくくなります。
従って「無人の野を行けば疲れにくくなる」となります。
次回(1/24)は、「他人を否定するときは争う覚悟を決めると疲れにくくなる」です。
以上
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