自分を大きく見せないようにすると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

自分を大きく見せないようにすると疲れにくくなる」です。

 人は「理想の自分」に対する劣等感を持ちます。

 自分自身への劣等感から派生し、他人と自分を比較し、劣っているor優れているように

感じるようになると、「優れた特別な自分でないと、他人には受け容れてもらえない」という

考えにいきつき、その結果、自分を(良くも悪くも)大きく見せるようになります。


 ですが、大きく見せるということは、常につま先立ちをしているようなものですから、

こころにもからだにも大きな負荷がかかり、疲れます。

 もちろん、自分を大きく見せないと、生命の危険があるような状況で、

こころとからだにかかる負荷と引き換えに安全を得ているのであれば、

それはその人にとって「善」の選択です。

 ですが、そうではなく、ただ他人に対する見栄だけで、自分を大きく見せ続けているのであれば、

それは、こころとからだの負荷に見合うものではないと、私は考えます。


従って「自分を大きく見せないようにすると疲れにくくなる」となります。


次回(12/30)は、「痛みは自分の仲間であることに気付くと疲れにくくなる」です。

 

以上