こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「『肯定的なあきらめ』を行えると疲れにくくなる」です。
人は、時と場合によって、出来ることと出来ないことがあります。
自分を過信し、出来ないことを出来るとしたり、逆に悲観して出来るのに出来ないとすると、
目的を遂行するのに最善の手段がとれず、迂遠な手段をとらざるを得ないため、疲れます。
ここで『肯定的なあきらめ』を行い、「今の自分にこれは出来ない。だけどこれは出来る」と
正確に「今の自分の能力」を把握することにより、目的遂行に最善の手段がとれるようになるため
疲れにくくなります。
なお、『肯定的なあきらめ』は「今後できるように努力する」こととは並列であり、矛盾しません。
従って「『肯定的なあきらめ』を行えると疲れにくくなる」となります。
次回(12/24)は、「外枠を決めてから内側に取り掛かると疲れにくくなる」です。
○肯定的なあきらめと永続的なあきらめの違い
『肯定的なあきらめ』は、「今」「ここ」で懸命に生きることです。
それに対し『永続的なあきらめ』は、現状を直視せず「どうせダメだ」と命を捨てることです。
「どうせダメだ」と考えることは「根拠はないけどなんとかなる」と楽観視することと同様に、
可能性の世界に生きることです。
可能性の世界に生きれば傷つくことは無くなりますが、命はそこで終わります。
可能性の世界から一歩踏み出し、可能性を確定した世界に生きれば、傷つきますが、
命は続いていきます。
以上
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