自分が世界の中心にいるのではないことに気付くと疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

自分が世界の中心にいるのではないことに気付くと疲れにくくなる」です。

 自分にしか関心を持たない人は、自分が世界の中心にいると考えます。

そういった人たちにとっての他者とは「私の為に何かしてくれる人」でしかありません。


そして他者が何もしてくれなかったとき、つまり期待が充たされなかったとき、

彼らは大きく失望し、ひどい侮辱を受けたと感じ、憤慨しま、自分に何もしてくれなかった他者を

『敵』と認定し、遠ざけます。


すると、同じ目的を遂行する、対等な存在である他者である「仲間」を、いつしか全て失います。

何故なら「仲間」は「私の為」ではなく「目的の為」に何かしてくれる人だからです。

「仲間」を失えば、目的を遂行するための何もかもを、一人で行わざるを得なくなるため、

「仲間」がいたときに比べて疲れるようになります。


 ここで、自分が世界の一部であるが、中心ではないことに気付くことで、

他者は「対等な存在」であり、「私から何かを働きかける存在」であり、「仲間」である、と

認識できるようになります。そうなれば他者とともに、同じ目的に向かって力を合わせて進むことが

出来るようになるため、「仲間」がいないときよりも疲れにくくなります。


従って「自分が世界の中心にいるのではないことに気付くと疲れにくくなる」となります。


次回(12/23)は、「『肯定的なあきらめ』を行えると疲れにくくなる」です。


以上