上から目線になる状況を整理できると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

上から目線になる状況を整理できると疲れにくくなる」です。

人は上から目線になる状況がいくつかあります。

その状況を整理することで、ほんとうに必要なときにしか、上から目線をとらなくなり、

その結果、他人との不必要な衝突を避けることが可能になります。

他人との不必要な衝突が避けられれば、傷つくことも少なくなり、疲れにくくなります。


従って「上から目線になる状況を整理できると疲れにくくなる」となります。


次回(12/17)は、「非を認めることは負けではないことに気付くと疲れにくくなる」です。


○上から目線になる状況の例


   上から目線になる状況、あるいは上から目線をとる目的を列挙します。

  1) 相手を下に見て、相対的に自分を上に置きたい目的、あるいはその必要がある状況

  2) 自分の得意分野について話す場合

  3) 自分が相手より上位の存在であると確信している場合(真実か否かは無関係)


  他にもあるとは思いますが、共通しているのは、「自分の価値を認める目的」で行われる

  手段である、ということです。


   上記の内、1)は、相手との衝突を覚悟して行う行為であり、傷つくのも本望ですから、

  本当に必要な「上から目線」だといえます。最近流行りの「マウンティング」もこのカテゴリです。


   2)は自己満足で行うものです。他人を傷つける方向に話を持っていかなければあまり害は

  生じないタイプの「上から目線」です。ただ、ほんとうに必要かといわれれば否です。


   3)は、自覚せずに相手との衝突を行う行為であり、全く不要といって良い「上から目線」です。

  信頼できる人間から、3)のように見える旨の指摘を受けた場合、指摘を受けた「上から目線」

  の状況を自分なりに整理し、今後行わないようにできると、疲れにくくなると私は考えます。


以上