やりたくないことを列挙するとやりたいことが見えることに気付くと疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

「やりたくないことを列挙するとやりたいことが見えることに気付くと疲れにくくなる」です。

 人は、「本当にやりたいことが何かわからない」ときがあります。


 そのとき、人に言われて「やりたいこと」を決めて実行すると、失敗した場合、

「何故自分で決めなかったのか」という「やらなかった」事に対する”強い”後悔が生じます。


 それに対し「やりたいこと」を何らかの手段で「自分」で決めると、失敗しても

「やるだけやった」から「失敗したけど受け入れよう」という”弱い”後悔しか生じません。


 強い後悔は弱い後悔に対し、気力体力の消費が大きくなるため、疲れやすくなります。


 ここでやりたくないことを列挙することでやりたいことが見えることに気付くと、

自分でやりたいことを決められますから、失敗しても弱い後悔で済み、疲れにくくなる、と言えます。


従って「やりたくないことを列挙するとやりたいことが見えることに気付くと疲れにくくなる」となります。


次回(12/10)は、「同情的理解を止めると疲れにくくなる」です。


○やりたくないことの列挙からのやりたいことの見つけ方(3ステップ)


   1) やりたくないことを列挙する


       例:人の悪口をいう友人と付き合いたくない/人を傷つけたくない


   2) やりたくないことの反対を肯定的表現で列挙しなおし、やりたいことの候補とする。


       例:人の長所を見つけて話す友人と付き合いたい/人を癒したい


   3) やりたいことの候補群の中から、自分のやりたいことを選びだす。


以上