こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「怒りを使う目的を意識できるようになると疲れにくくなる」です。
人が怒りの感情を使う目的の一つに「行動の時間短縮」があります。
「行動の時間短縮」は、自分自身にも、他人にも作用します。
「怒り」が自分自身に作用する場合、「一時的な身体能力向上」が生じます。
この場合のデメリットは、「怒り」が解けた後、能力向上に費やした分の疲れが一気に襲うことです。
一気に疲れが襲うと自然回復の限界を超える可能性が高まり、限界を越えなかった場合にくらべ
疲れます。
「怒り」が他人に作用する場合、「威圧による行動強制」が行われます。
この場合のデメリットは、対象の他人に反抗心を抱かせることです。
反抗心を抱いた相手は潜在的に敵となり、自分が弱ったときに攻撃される可能性が高くなります。
弱っているときに攻撃を受けると、通常時に攻撃を受けるよりも疲れます。
また、威圧が効かない相手には「怒り」を使用した時点で反撃を受ける可能性もあります。
上記に挙げたように、怒りを自分自身や他人に作用させる場合、デメリットがあります。
そのため、怒りを使う目的を意識し、
「その目的はデメリットを補って余りあるメリットを生じるか?」と考慮するようになると、
無分別に「怒り」を使わなくなりますので疲れにくくなります。
従って「怒りを使う目的を意識できるようになると疲れにくくなる」です。
次回(12/7)は、「『自分の人生を生きる』と『我が儘に生きる』は異なることに気付くと疲れにくくなる」です。
以上
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