『取引しないこと』を選択肢に入れられるようになると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

「『取引しないこと』を選択肢に入れられるようになると疲れにくくなる」です。

人が他人と取引するとき、その結果は4パターンに分かれます。

1.両者とも利益を得る(win-win)

2.片方が利益を得て、片方が不利益を被る(win-lose,lose-win)

3.両者とも不利益を得る(lose-lose)

4.取引そのものを止める(no-deal)


このうち、3は論外です。

2は、短期的には取引を継続できますが、長期的にみると不利益が積み重なった方がつぶれてしまい

取引が成り立たなくなります。取引が成り立たなくなると、新しい取引先を探す労力が生じますから

その労力の分、余計に疲れます。

1は取引の理想です。いずれかに負担が集中せず、次回の取引に向けてお互いに余力を持つことが

できますから、同じ相手と長く取引を続けることができます。

どうしても1にならず、2と3にしかならないのであれば、4の『取引しない』という選択肢が

次善の手段となります。

取引しない場合、取引を失敗した際に生じるであろう『傷』よりも、お互いに『傷』は浅くて

済みますから、傷が浅くなる分、疲れにくくなる、と言えます。


従って「『取引しないこと』を選択肢に入れられるようになると疲れにくくなる」となります。


次回(12/2)は、「『適応しすぎない』と疲れにくくなる」です。


以上