こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「貴方が思うほどには他人は貴方に興味を持っていないことに気付くと疲れにくくなる」です。
<当記事の論理展開における前提>
・他人にどう見られているかを気にして、自分の行動を縛る人が一定数いる
他人にどう見られているかを気にして、自分の行動をしばってしまう人がいます。
もちろん、他人にどう見られるかを最優先の目的にしているのであれば、何も問題ありません。
ですが、最優先の目的が別に有るのに、他人の目を気にして、目的遂行に最適な手段を
あきらめざるを得ない、となるとそれは目的遂行の障害になり、その結果余計に疲れることになります。
ここで「人が見知らぬ誰かに興味を持つ基準」の一つに「危険を感じること」がある、と気づくと
「自分がこれからする行動は、他人の目を気にする必要があるか否か」を簡便に判断でき、
ひいては「目的遂行に有効な手段をあきらめる必要があるか否か」も判断できるようになります。
具体的には、危害を加えないような服装・音声・仕草であれば、人は見知らぬ他人に興味を持ちません。
以上から、貴方が思うほどには他人が貴方に興味を持っていないことが分かります。
そのため、何か目的を遂行する際には、他人の目を気にすることなく、
貴方自身が根拠とする原則に従って、気力体力を無駄に消費しない最適な手段を
選ぶことができるため、疲れにくくなることが分かります。
従って「貴方が思うほどには他人は貴方に興味を持っていないことに気付くと疲れにくくなる」となります。
次回(11/28)は、「仕事に自分を合わせると疲れにくくなる」です。
○人が見知らぬ他人に、「危害を加えられそう」以外で興味を持つ状況の例と対策
状況1「趣味が合うと認識した場合」
「自分と趣味があいそうだな」と思えば多少興味を持つ可能性があります。
ただ、その場合は好意的な反応ですから、自分の行動を狭める必要はありません。
状況2「誰でもいいから支配したいという人に目を付けられた場合」
「他人を支配し、貶めることで相対的に自分の価値を認めたい人」は、
常に生贄を欲しており、見知らぬ他人でも粗さがしをして貶めようとします。
そんな人に目を付けられてしまった場合は、残念ながら逃げの一手をお勧めします。
ですが、そういった人は一定の範囲内ならごく少数です。
そのため実際には考慮の必要は小さくなります。
なぜなら多数いても潰しあって少数しか生き残れないからです。
○友人知人の反応が怖い
ここまで当記事を読まれた方のうち、見知らぬ他人の反応はともかく、友人知人の反応が怖いから
下手なことはできない、という方もいらっしゃると思います。
ですが、友人知人であれば、行動より先に「○○というのをしようと思う」と話をして、
その人たちの反応を確定させることができます。
そして反応が確定してしまえば何も怖くはありません。
何故なら人は未知の事象を怖がるのであって、確定した事象に対しては
諦め・落胆・悲しみなどはあっても怖がりようが無いからです。
以上
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